2024年10月31日
10月9日、ルイスポールセンの見学会に参加しました。 世界で初めてとなるルイスポールセンの直営店で、ルイスポールセンの歴史に始まり、代表的な商品の特徴や配光についてのお話を伺い、後半は実際にショールームと店舗をご案内いただきました。
ルイスポールセンはもともとワインの輸入業からスタートしたそうです(意外でした)。そこから紆余曲折があって現在のような照明メーカーになったとのこと。
そしてポールヘニングセンがデザインしたPHランプによって世界中に知られることになります。 勉強会では、PHランプの機能(グレアを防ぎ、照明としての効率を高める工夫、そしてランプの美しさ)の秘密についてご教示いただきました。インテリアコーディネーターの試験で学んだグレアフリー、対数曲線など、目に優しく見た目も美しい照明の成り立ちを知 ることで、お客様に自信をもってお勧めすることができると思いました(決してすぐ買えるお値段ではないので)。
個人的には、デンマークと日本では照明の吊るす位置が違うという話を興味深くお聞きしました。デンマークでは、かつてキャンドルのあかりで生活していた名残から、テーブルの上のペンダントランプを低く設置することが多いそうです。 そのような文化的な背景を知り、お客様にお伝えすることもルイスポールセンの魅力をお伝えする上で必要なことのように感じました。
勉強会の後半は、ショールームと1階の店舗の案内をしていただきました。北欧らしさを体現したような温かみのあるインテリアにルイスポールセンの商品が展示されており、丁寧に説明をしていただきました。 北欧のデザインは日本のインテリアに合うと言われますが、和室、洋室問わずお勧めできそうな美しいランプの数々はずっと見ていたい魅力にあふれていました。 FENDIとのコラボ商品もあり、フェンディカラーを上品に取り入れたPHランプが素敵でした。私もずっといいなと思っているラジオハウスペンダントを取り入れたいと思っています。 普段いいなと思っていてもなかなか触れる機会がない憧れのブランドでしたので、大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。 (T. Y)