8/4 サンゲツ新オフィス「PARCs」見学会に参加して
2024年08月30日
8月4日、サンゲツグループの新しいオフィス「PARCSs」の見学ツアーに参加しました。エレベーターを12階で降りると、眼下に緑豊かな日比谷公園を望むガラスの壁面とスケルトン天井のオープンラウンジが現れ、その開放感に浸った瞬間に新しいオフィスへの期待が一気に膨らみました。
2024年3月に誕生したオフィスのコンセプトは、社員主体のワークショップを実施するなど意見交換を行い、議論を重ねることで作り出されていったそうです。設計プランが出来上がるまでの過程を時系列に見ることができる、通路の壁面を利用したパネル展示を興味深く拝見しました。
オフィス内のジグザグの通路とワークエリア、オープンエリアなどのランダムな配置は、社員同士の自然なコミュニケーションを促し、会話やアイデアが偶発的に生まれる環境を目指した設計とのことで、それぞれのエリアで社員の方々が自由に、また主体的に、お仕事に取り組まれているように見受けられました。エリアの一つ「ヤード」には、仕事内容に応じて一人一人が理想の環境を選択できるブースが並んでいます。各席にはモニターや昇降デスクなど最新の設備が備わり、セミクローズドボックス席、集中ボックス席など、仕事のスタイルや目的に合わせて使い方も自在だそうで、間仕切りとしてサンゲツさんらしく、ロールスクリーンやレースカーテンが有効に使われていたのが印象的でした。
またPARCsは、アメリカのWELL認証の予備認証を取得したオフィスで、その10の指標のうち「こころ」「コミュニティ」に関する社会的な取り組みを評価されたそうです。オフィスの各所に配されている植栽、カフェでのサラダやフルーツの提供など、働く人の心と体の健康を意識した環境つくりを実践しているところなどは、これまで私の持っていたオフィスの概念を大きく覆すもので、うらやましい限りでした。オフィスの内装や廃材を利用した天板など、随所でサンゲツさんの商材や新しい素材を体感することができ、また、デザイン部門・営業部門の社員の方よりスライドをもとに、インテリアのトレンドや仕事に役立つ提案のヒントを得ることができました。
入会して初参加のイベントでしたが、皆様とともに有意義な時間を過ごすことができたことに感謝しています。どうもありがとうございました。(R.I)